2020-10月期ドラマ 35歳の少女

35歳の少女母親役は毒親なのか?聖母なのか?遊川脚本に狙いを感じる

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35歳の少女母親役の鈴木保奈美は毒親なのか?聖母なのか?

35歳の少女、鈴木保奈美役が強烈です。そして物語の鍵となると思います。
ドラマとはいえ、子供が目覚めるまで、25年間ずっと奇跡を信じ続け、看病を続けたこと、
その中で感情を殺し続けたこと、家族とうまくいかなかったこと、娘以外いないであろうこと、
それらを考えると4話で、男性と付き合うと真剣に言った娘に対して
「私かこの人、どちらかを選びなさい」と言った意味について
考えさせられるし、出て行った後の、母の気持ちを考えると張り裂けそうです。

普通に見たら、彼女は「毒親」そのものの定義に当てはまるところですが
単純に「毒親」と見ることが出来ないのはなぜか?

たしかに普通に客観的に観たら、毒親なんだけど、
笑うこともあまりない彼女が、ただただ娘を守るために、おかしくなったことを考えると、
毒親という一言で片づけられないものがあるね...

35歳の少女母親役は毒親なのか?聖母なのか?

35歳の少女母親役は毒親なのか?聖母なのか?
まずは、ネットのみなさんの感想を見てみましょう。

やはり毒親意見の人は多いのが分かります。

35歳の少女鈴木保奈美役の意味とは

35歳の少女、意外と深い気がします。
遊川氏の社会的なメッセージを込めているのが分かります。

設定自体興味深いよね。あれから世界は変ったし、普通に子供から大人になる過程で考えも変わる

今回、過保護のカホコかいっ!といったツッコミもある(これも遊川氏作)母親役の鈴木保奈美ですが、
途中から見た人からしたら明らかな毒親です。

・娘の部屋に監視カメラを付ける
・GPSを娘につける
・男性と合わないようにさせようとする
・男性と付き合うと真剣にいった娘に対し「この人を選ぶか私を選ぶかどっちかにしなさい」という

等々。

毒親の定義は、いろいろ言われますが、
「過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配すること」etcがひとつあげられます。
暴言・暴力はありませんが、望美(柴咲コウ)の母親(鈴木保奈美)は過干渉で
娘の行動を監視し、制限しようとします。

ただ、やはり鈴木保奈美の演技がうまいのもありますが、伝わってきます。
「私は、何があろうが、どんなつらいことがあっても、あなたをただ一人、見捨てないで支えてきた」
そんな真っすぐな目をしています。

もちろん、毒親の根底にはこの思いはあるものなのですが、
決して、ナルシスト的な甘ったれた自己陶酔的な感情とは一線を引く、本当に苦労されて支えてきたことが分かります。

私とこの人どちらかを選びなさい、は娘の気持ちを試すために言ったのかなあ。その覚悟があるのか、と。どうなんだろう

私も親になって子供を育てることの大変さを味わうと、
恋人が来た時に「この子の何を知っているんだ!?」という気持ちが全くないはずはありません。

何千回オムツを変えたことろから始まったことでしょう。

そうこう考えているうちに、鈴木保奈美役の母親は、普通の毒親とは違う、というのが分かりました。
ダメな毒親というのは、自分の弱さをごまかすがために支配し、過干渉になるのです。

望美の母親には真っすぐな強さを感じました。
強さゆえおかしくなってしまった愛情。

だから何か、世間的に言う俗な「毒親」とはまた違うものを感じたのでした。

今後どうなるのか、どういう関係性になるのか、楽しみです。

最後にはお母さんも向かわれて欲しい。本当には笑ってないよね。笑顔が消えた大人はやっぱり悲しい

続く

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