麒麟がくるの最終回のタイトルは「本能寺の変」で、2月7日に放映されることが明らかになりました。
麒麟がくるの最終回では、三日天下で終わった明智光秀は、生き延びて、家康の側近天海僧正となるのではとの声が出ています。
多くの最終回の予想コメントも含め、最も可能性の高いラストはどうなるかを考えてみましょう。
目次
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麒麟がくる最終回天海説に従うか?
まず、麒麟がくる最終回は天海説に従うのではとの根拠を見てゆきましょう。
プロデューサーの3つのヒント
「麒麟がくる」制作統括の落合将チーフプロデューサーへのインタビューで最終回について語られたヒントをまとめてみます。
・最終回は史実にのっとりながらも、意外な形で終わる。
・松永久秀が名茶器「平蜘蛛」とともに、「光秀、おまえが麒麟を呼ぶんだよ」、「そのためには『信長とは縁を切りなさい」とのメッセージを光秀に託したというエピソードがすべての話をつなげた。
ここで、ドラマの主題にもある麒麟とは王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣のことです。
・第41回から第44回の最終話まで、これまでの戦国ドラマとは違う視点で時代を見るという醍醐味が凝縮されている。
そしてドラマの全体像を
・「麒麟がくる」戦乱のない世の中を作ることに光秀が大きく寄与した
信長を討っただけで、山崎の戦いで討たれたならば、こうは言えません。
・戦乱のない世の中とは、徳川家康が天下をとった時点と考えられる
光秀が敗れた秀吉の世ではなく、家康の世になって初めて戦乱が収まった。
ここまでのドラマの展開より
・帝は信長が「道を間違えるのでは」との懸念を光秀に伝えている。
・信長は家康に長男と母を裏切りがあったと殺害を命じており、家康は悩んで光秀に相談している。
・光秀は、帝や将軍をないがしろにする信長に、憎しみを抱いている。
以上から、家康がキーパーソンであり、その天下をとった時代に光秀が貢献することに必然性があります。
それでは、明智光秀の天海生存説を見てゆきましょう。
明智光秀の天海生存説
山崎の戦い後、光秀は農民の落ち武者狩りに遭い竹槍で殺されたことになっているが、実は殺されたのは影武者で、光秀は生き延び、「南光坊天海」となり、家康の重臣となったというものです。
天海は、徳川家康の重臣となった天台宗の僧侶で、前半生は定かでなく、生年は天文5年(1536年)が有力で、亡くなったのは寛永20年(1643年)であるため、100歳を超える長命であったとされます。
この間、家康、秀忠、家光の3代にわたって徳川家に仕え、江戸幕府の宗教政策に参与しました。特に、家康には懐刀といわれたほど信頼が厚かったということです。
光秀=天海説の根拠
・天海の遺品のなかに甲冑と鉄砲が現存し、関ヶ原町歴史民俗資料館所蔵の「関ヶ原合戦図屏風」には、鎧で身を固めた天海の姿が描かれているため、元は武将だったと考えられる。
・栃木県の日光に「明智平」と呼ばれる場所があり、天海が名付けたと伝えられている。
・明智光秀と天海は地蔵菩薩を信奉していたことが分かっており、それぞれが奉納した地蔵菩薩像が京の廬山寺と江戸の正徳院にある。
・天海の墓所が、明智光秀の居城があった近江坂本にある。
・関ケ原の戦いで豊臣についた大名の中で徳川に許されたのは、光秀とともに戦った者だけ。
・家康の眠る日光東照宮には明智の桔梗紋がある。
光秀=天海説なら話が合う点
徳川家康のもたらした太平の世(麒麟がくる)に、光秀が大きな貢献をした。
徳川家康の家臣として、関ヶ原の戦いに出陣して、豊臣方を討ち破る。
自分を討った豊臣秀吉の天下を滅ぼす。
など、その後の歴史に納得がゆきます。
また、落合将チーフプロデューサーが、言う意外な結末にぴったりではあります。
天海説とならない可能性
・落合将チーフプロデューサーが、「最終回は史実にのっとりながらも・・・」と述べているが、中世史家の小和田哲男は、天海説は史実ではないとしている。
小和田哲男が「麒麟がくる」の時代考証を担当しており、この説を取り込むことを良しとはしないと予想。
・天海は100歳を超えて、生きて、徳川3代に仕えたとされており、光秀に当てはめると115歳まで生きたことになりつじつまが合わなくなる。
麒麟がくる最終回タイトル「本能寺の変」で中国大返しはどうなる?
麒麟がくる最終回タイトルが「本能寺の変」となりますと、天海説など山崎の戦い後、実は生き延びたということなく終わるためには落ち延びる途中で、藪中で農民に竹やりでみじめに殺されるシーンが必要となってきます。
そのシーンを出さないためには、本能寺の変で信長を討ちとったところをラストとし、この後天下平定の夢は家康に引き継がれるのですとナレーションで終わる可能性もあります。
こうなると、秀吉の中国大返しのシーンがカットということもあり得ます。
また、中国大返しがあまりに手際が良すぎるために、秀吉が信長殺しを裏で仕組んでいたとか、光秀を仕向けたのではとの説までありますが、これだと光秀はまんまと秀吉にやられたという印象ばかりが強くなってしまいます。
その意味でも中国大返しをカットまたは形だけにして、本能寺の変でラストというのも十分ありかなとも思えます。
麒麟が来る最終回の予想・反応まとめ
出典:ヤフコメ
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まとめ
- 麒麟がくる最終回が天海説に従うかどうかは五分五分
- 最終回に超高速中国大返しがあるとの説もあるが、本能寺の変がメインのため、かなり端折るか、カットする可能性が高い
- 最終回の展開に天海説をはじめ、様々な予想が出ており、このドラマを想像力豊かに楽しんだファンが多いことが分かる
落合将チーフプロデューサーの言う「これまでの戦国ドラマとは違う視点で時代を見るという醍醐味が凝縮されている」とはどういうことなのか?立派な武将で惜しまれて逝ったというのが従来の形だと思います。
筆者の予想は、「本能寺の変のあと、超高速中国大返しで、秀吉が今まさに迫らんとするときに、麒麟が舞い降り、光秀を戦のない家康の世にタイムトリップして連れてゆく。光秀は、安堵して、今後を家康に託してラスト」
というものです。
いかがでしょう。