2021-04月期ドラマ 大豆田とわ子と三人の元夫

大豆田とわ子と三人の元夫の名言集!今までにない言葉にネットも反響

松たか子さん演じるドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の放送が楽しみでなりません。
なんとも言えないチャーミングさを持つ大豆田とわ子とクールな娘:唄、
そして元夫たちの見た目も性格も個性的な人物が話す会話が
何とも言えずクスっと笑えたり、時に心に引っかかったり。
決まり文句があるわけでもないし、大声で声高に張り上げることもない、でもなんだか言葉が心に残るのです。
つまり『大豆田とわ子と三人の元夫』は名言にあふれていると思うのです。

ここでは
大豆田とわ子と三人の元夫の名言集!
何度でも聞きたいあの名言を解説!
と題して調べたことをシェアしていきますね。

『大豆田とわ子と三人の元夫』の脚本は坂元裕二さん。
松たか子さんと松田龍平さんは『カルテット』でもタッグを組んでいたから、どうしても思い出して比べてしまったりするわ。でもどっちがいいってわけじゃなくてどっちも素敵なんだよね~

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目次

大豆田とわ子と三人の元夫の名言集

『大豆田とわ子と三人の元夫』のドラマの中の
名言や印象に残った台詞とその簡単な解説をあげてみました。

1話

挨拶っていります?言うとわかってる定型文言う必要あります?省けるんじゃないです?(中村慎森)

こういう屁理屈を言う人っていますよね。
でも実際言わなくても心の中で思っていたり感じてる人、いると思います。
挨拶至上主義みたいな会社も実際ありますもんね。
うがった物の見方をする慎森のキャラクターを強烈に印象付けました。

たまに愚痴泥棒になる。盗んでおいてすぐ飽きる(ナレーション:伊藤沙莉)

とわ子が親友のかごめ(演:市川実日子)に「今日一日で三人に会うって地獄でさ」と愚痴をこぼすと
「わかる~」と言っておきながら全然関係ない自分の話に
すり替えておきながら話が広がるわけでもない。
言い得て妙だなぁと感じました。

離婚っていうのは自分の人生に嘘をつかなかったって証拠だよ。100円拾って使うのは犯罪だけど、100回離婚したって犯罪じゃないからね(綿来かごめ)

かごめがとわ子と飲みながら話す名言です。
離婚をするのは簡単なことではありません。
自分の気持ちに正直になる、簡単なようで大変なことなのに
離婚する=どこか欠陥がある と思う人がいまだにいるのは事実ですが
かごめみたいに考える人が増えたら心が穏やかになる人もいると思いました。

どっちか全部ってことはないでしょ。楽しいまま不安。不安なまま楽しい。(大豆田とわ子)

最初の夫(演:松田龍平)に「そっちはどうなの?楽しくやってんの?」と尋ねられたとわ子は「まぁいろいろあるさ」と言い、先のように答えます。
正直すぎるとわ子の一面を感じました。

悲しいって言えば悲しいんだろうけど言葉にしたら言葉が気持ちを上書きしちゃう気がしてさ。(大豆田とわ子)

母親の死後、忙しく過ぎていく日々で悲しい気持ちに直面するよりも多忙な日々をこなしていく毎日。
自分を大事にしてくれる人が見つからなかったらどうしようと心配する子どもの頃のとわ子に
「その時はお母さんに甘えなさい」と言ってくれた母親。
その母親への気持ちは簡単には言い表せないし、どんな言葉も違うように感じるものだと思いました。

2話

第2話は3番目の夫・中村慎森の話です。
なんともめんどくさくてうっとおしい、そして小学生のようなひねくれている
慎森の根っこが見えたようなお話でした。

プライドが大きければ大きいほど人間の器が小さくなる

大豆田とわ子の2番目の夫:中村慎森が司法試験に失敗し続けた後、家を出ていった経緯を法廷様式で説明した言葉です。
プライドの大きさと人間の器って確かに反比例しますね。

消せば消すほど増えるものってあるよね。消しゴムのカスとか人の噂とか(中村慎森)

とわ子と軽く口論になる慎森。とわ子が取引先の人と仲良く会話することにイラつき憎まれ口を叩きながら”あの頃”の思い出を語り写真を送ります。
4年前の仲良く笑う写真をまだ消さないのは、写真を消したらとわ子への想いが増えてしまうから消さないという言い訳をしたいため なのでしょうね。

女性の過去になれるって幸せなことじゃないですか(田中八作)

人から嫌われんのが怖くなくなった人は怖い人になりますよ。(佐藤鹿太郎)

最初の夫、八作のお店「オペレッタ」に居合わせてしまったとわ子と唄と元夫たち。
鹿太郎のようにとわ子や唄に話せず、逆に嫌われるようなことを言ってしまった慎森。
素直になれず、へそ曲がりで憎まれ口ばかり言ってしまう慎森。
本当は自分を守るのに必死なのです。

めんどくさいっていう気持ちは好きと嫌いの間にあってどっちかっていうと好きの方に近いんだよ(綿来かごめ)

慎森のことを「めんどくさい」と言うとわ子にかごめは本質をつくような言葉を言いますね。

結婚も恋愛も契約とは違うから。ひとりが決めたらそれで終わりでしょ。(大豆田とわ子)

「思い出にできない、さよならが言えない」と自分の気持ちを初めて正直に話す慎森に諭すとわ子。
素直になるのに慎森、少し時間がかかりすぎました。

幸せだったからでしょ?いいことだってあったからでしょ?(中村慎森)

とわ子の家を出た慎森は公園で出会う翼に「なぜ割り切れないの?」と聞かれた時にこぼれたひねくれ者の本音でした。自分の感情を素直に伝えられない男の精一杯の感謝の言葉だと思いました。

いいんだよ、はみ出したって。イヤなものはイヤって言っておかないと好きな人から見つけてもらえなくなるもん。(大豆田とわ子)

ソファで語らうとわ子と慎森。
慎森を勇気づけ、とわ子が一番の味方である幸せを感じたあの消せない写真を撮った思い出の言葉。
何度もかみしめたくなる名言です。

今の言葉が私の苺タルトかも。(大豆田とわ子)

社長を引き受けた時の心境を慎森に話すとわ子に
「昔も今もすごく頑張っていて輝いてる。それをずっと言いたかったんだよ」と素直に話す慎森。
高級なスイーツや贅沢なフルーツではないけど、近くにいる人が認めてくれる言葉は
苺タルトのような飾らない美味しさで幸せを連れてきてくれるのだと思いました。

3話

第3話は器が小さい男:佐藤鹿太郎のお話でした。

心がないほめ言葉って時に悪口より人を傷つけるよ(佐藤鹿太郎)

あなたを上に引き上げることはできないけど下から支えることはできます。花束を抱えているようです。(佐藤鹿太郎)

ダンス教室で出会ったとわ子と鹿太郎。
鹿太郎がとわ子を抱きあげて言ったプロポーズの言葉です。

人の嘘を保管し始めたら騙されている証拠ですね。(慎森と八作)

とわ子のことを忘れ次の恋に進もうとする鹿太郎。
鹿太郎に好意をみせてくる女優:古木美怜が
ドラマの台本と全く同じセリフで
鹿太郎に同情を買うような話をしてきたのはなぜなのか
信じようとする鹿太郎は騙されてますよね。

あの人は嫌われても逃げないから。あの人はちゃんと嫌われる役を引き受けたんだよ(仲島登火)

しろくまハウジングの若き建築士だがプランの採算があわず不採用になったことがきっかけで
退職することになった登火くんが、友人に話していた言葉です。
社長が変わってダメになったと恨んでいるのかと思いきやとわ子の本当の気持ちをきちんと理解して
人の上に立つ者の在り方を示すような台詞です。

ちゃんと目指したものがあってそれにちゃんとなれたんだもの。すごい、すごいことだよ。(大豆田とわ子)

とわ子についた嘘を本当にするために鹿太郎はファッションカメラマンを目指し立派に1人で事務所を構えるまでになりました。
素直に他人を評価でき、賞賛することができるとわ子は
自分では気づいていないかもしれないけど
周りの人を幸せにしてあげることができる人なのかもしれません。

愚痴、こぼしていこうよ。泣き言言っていこうよ。
器が小さかろうと何だろうとさ、愚痴ぐらいこぼしていかなきゃもうやってらんないでしょ?(佐藤鹿太郎)

社長として大切な社員を一人失い、社内の雰囲気も暗くなり面倒なことや嫌なことが重なり
自分は社長に向いていないと落ち込むとわ子。
器の小さい鹿太郎が精一杯鹿太郎らしくとわ子を元気づけます。

くだらないけど1話で食べたものが後から出てきて味がしたことを”味ゾンビ”って表現した会社の女の子、センスあるよね~w
これからそのシチュエーション味わうたびに思い出すわ。

4話の名言&感想

第4話は「嘘」と「別に」が隠れキーワードだと思います。
もう一度見返すときはそれぞれの登場人物が言う「別に」の裏側を考えてみるとまた面白いし深いですよ。

まだ全部預けたわけじゃないよ。タイプじゃないけどいい人だからつきあってもいいかって思った。
でもタイプの人と出会った。別にふしぎなことじゃないでしょ?(三ツ屋早良)

八作の部屋に押しかけ八作の友達と付き合っていながらも八作に自分の気持ちをぶつけてくる女性:三ツ屋早良。
親友から早良のことを相談されている八作の様子をみて楽しんでいるようにも見えます。
自分のモテ具合を喜んでいるのか、狩猟本能に火が付いたのか。。。

人が「別に」って言うときは「別に」なことじゃないときですよね(中村慎森)

携帯に送られてきた写メをみてため息をつく鹿太郎と履歴書を見てため息をつく慎森。
慎森が鹿太郎に「何見てるんですか?」と尋ねると、鹿太郎は見ていた携帯をポケットにしまい「別に」と答えます。

慎森は哲学者みたい。「別に」の3文字が深すぎる。。

グアムに住んでいる人がサイパンに行くか?(綿来かごめ)

「好きな食べ物が同じなんだよね。笑いのツボも一緒だし」と、とわ子と同じマンションに住む五条さんへの好意を言いながらも食事に行きしぶるかごめ。
仙台に出張に行って博多土産の”通りもん”を買う五条さんのセンスはかごめには分かり合えるのに、
気が合っても踏み込まないのはかごめの独特の感性故なのか。
確かにグアムに住んでる人はサイパンじゃないとこに行きたいと思う。。。

そういうのってクセになってんのよ。1人がクセになってるの。爪噛んだり前髪触ったりするのと一緒。
つい、つい1人を選んじゃう。(大豆田とわ子)

ドレスアップし「楽しかった~発芽した~」ととわ子に報告したのはかごめの嘘でした。
かごめに幸せになってもらいたいと思う、とわ子のおせっかいな気持ちから出た言葉ですが
自分が選ぶ行動=クセ だと認識すると自分を変えることもできそうです。

別に。。。残らない別れなんてないよ(大豆田とわ子)

かごめととわ子は軽く口論になります。
かごめに「それでもまだ誰かと一緒にいることを肯定できるってどんな感じなの?何も残らない感じなの?」と逆襲されます。
とわ子は正直ですね。かごめには嘘もつけないし、未だ近くにいる元夫たちへの感情は一言では言い表せない”別に”なのでしょう。

嘘はついたけど、くだらない嘘はついてないです。先生に近づくための嘘だったから(小谷翼)

公演で翼を探す慎森に「また会えるかな?」と話す翼。
翼の「近づく」の言葉は単純に女心からの言葉なのか、なにか裏があるのか、なんだか引っかかります。

大丈夫な演技はしちゃだめです。あなたの不倫の手助けをするつもりはありません。ただあなたがあなたらしく戻るための手伝いはします(佐藤鹿太郎)

女優:古木美怜の不倫相手にそっくりな鹿太郎は、不倫のカモフラージュとして美怜のマンションにむかいます。
鹿太郎、ほんとにいい人。
美怜の心がグラついちゃいます。

一生負け続けてくれる人が最高の恋人だもん(三ツ屋早良)

早良と囲碁を指しながら過去の恋愛について話す八作。
早良は自分の感情をストレートにぶつけて八作を揺さぶります。
”勝って恋に落とすタイプ”の早良と恋の6秒ルールに陥らないようにした八作。
”タイプでも好きにならないこともある”八作。
離婚の原因を「別に」という八作の心の中には計り知れない思いがあるのでしょう。

あなたみたいな人がいるってだけでね「あぁ私も社長になれる」って小さい女の子がイメージできるんだよ。いるといないとじゃ大違いなんだよ。それはあなたがやらなきゃいけない仕事。(綿来かごめ)

空野みじん子を復活させるととわ子に打ち明けるかごめ。
小学生の頃のように一緒に漫画を描きたい、というとわ子に空野みじん子はソロプロジェクトだと言うかごめ。
とわ子はとわ子の世界でいなきゃいけないと、社長でいることに後ろ向きな気持ちになるとわ子を勇気づけるかごめなりの言葉です。

別に理由はないんだよ。恋が素敵なのは知ってる。キラキラってした瞬間があるのも知ってる、手を繋いだり一緒に暮らす歓びもわかる。 ただただただただ恋愛が邪魔。(綿来かごめ)

再び漫画を描くことにしたかごめ。
隣の家の赤ちゃんと抱きしめて逃げた時と同じように
抱きしめたスーツケースの中身は漫画を描くための道具ばかりでした。
一夜限りの2人の”空野みじん子”は一瞬にして2人を小学生に変えました。
恋愛はしたくないけどどうしたって恋愛になっちゃう、それが残念、男と女の関係が邪魔だと言うかごめ。
かごめの素直で正直な気持ちを理解できるのはとわ子だけでしょう。
一連の騒動を「ごめん」とかの一言で終わらせないところがさすがだなぁと感じました。

それにしても八作はいつ、どの段階でかごめのこの真相を知ったのでしょうか。

5話の名言&感想

第5話は『ありがとう』と『プレゼント』が核にあると思うのです。
「ありがとう」ってシチュエーションがわかっているものだったり思いがけないものに対してだったり。
登場人物の話す言葉と「ありがとう」に着目してみてください。

離婚は褒められたもんじゃない。だけど離婚より悪いのは他人の家庭に口出すヤツだ(大豆田唄)

とわ子の娘:唄の通知表の備考欄に担任からの言葉があり
”ご家庭の環境もございますが~”と書いてありました。
すごく言葉を選んで担任は書いたのでしょうが、そういう気遣いが逆に気持ちを逆なですることがありますよね。

三度目の正直っていいますけど僕は4度目があったらそれは運命だと思います。4度目はあなたがいいな。(門谷)

しろくまハウジングが大きなアートプロジェクトに参加し、その取引先の社長:門谷は3回離婚しています。
とわ子も3回離婚していると知り門谷は親近感を抱いたのかとわ子にプロポーズをします。
それとも門谷の腹の内は何なのか。。。

覚えてなかった。見てなかった。誰が掃除してるかなんて関心なかったか(小谷翼)

慎森に嘘の履歴書を渡し「私のこと覚えてないの?」と言っていた小谷翼さん、実は慎森が2年間毎日寝泊まりしていたホテルの清掃員でした。
極力他人との接触をしないよう過ごしてきた慎森にとっては普通のことなのでしょうが、翼に返す言葉は何もありません。

今晩誕生日プレゼントで最初の読者にしてあげるよ(かごめ)

かごめは子供の時の夢である漫画家を目指し ”空野みじん子”を成功させようと一生懸命頑張っています。
完成した空野みじん子のデビュー作品を一番最初に読むのはかごめからとわ子への最高のプレゼントですよね。

私かわいそうですかね?私だめですか?離婚に勲章も傷もないと思うんですよね。失敗なんてないんですよ。人生に失敗はあったって失敗した人生なんてないと思います(大豆田とわ子)

伸ばし伸ばしにされていた契約の見積もりを門谷に見せてるが、その書類には一向に視線を落とさない門谷。
かわいそうな人をほっとけない、手を差し伸べてお守りしたいという門谷に違和感を感じるとわ子。
契約には目もくれずプロポーズの返事を求める門谷。
社長としてのとわ子ではなく一人の人間としてのとわ子の考えをきちんと伝えたつもりでも
そもそも利用しようと考えている門谷には想定の範囲だったのでしょう。

好きっていうのは考えることじゃないもん。考える前にあることだもん(大豆田とわ子)

この人には他に好きな人がいるんだ、私は2番目なんだって思った。勘だけはいいから眼とかでわかるというとわ子。
感情が理性を超えるってこと
頭で考えて好きなのかどうか確認するのではなく好きは感覚ですよね。

わかった。状況は把握した。持ち帰って整理致します(大豆田とわ子)

八作がくれたプレゼンとの靴下を「かごめに1個あげてもよかったか。もう唄にあげちゃったからな~」ととわ子がいうと
「それがいい」と言った八作。
たったその一言からいろいろといろんなことがつながってしまった。
あまりにも想像を超えた事実の受け入れはこう言うしかなかったように思いました。

人を傷つけるのって他人だから慰めてもらうのも他人じゃないと

会社でのゴタゴタをとわ子から聞いた唄は「しょうがないよね。自分で自分を慰めるの得意だから」と3人の元父親に話します。
そうなんです。自分も自分を慰めないと元に戻せないけど
自分だけの力でどうにかなることとならないこともあるし
他人の力が欲しい時や誰かの声が救ってくれることもあると思います。

それにしてもこの台詞を慎森が話すことが意味深い。。。

6話の名言&解説

■大豆田家でとわ子不在の餃子パーティが始まります。
参加者は三人の元夫たちと彼にまつわる女性たち。
義父から電話で誘われた彼女たちは、とわ子への興味本位から遠慮もなく上がり込み取り
とめの無いことをべらべらと喋りまくります。
話題は次第にそれぞれの相手のことになっていくのですが、はっきりと誰とは言いません。
この手の会話、本当に苦手です。

優しければちゃんと伝わるから。器用だろうと不器用だろうと(古木美怜)

慎森が気になっている小谷翼は慎森が2年間住んでいるビジネスホテルの清掃員でした。
毎日慎森に「おかえりなさい」「いってらっしゃいませ」と言い、部屋の掃除を終えたら折り鶴を置いていたのに
慎森は彼女のこと、全く気付いていませんでした。
人から透明人間にされた、その人は自分だけが好きなんだと翼を援護射撃をする早良と美怜。
「無視していたわけじゃなくただ顔を覚えていなかっただけ、
単に人に不器用なだけ」と自分を擁護した慎森ですが、この女性たちには響きません。
むしろ玉砕です。

ロマンチスト最悪。そういう人ってロマンはご飯だと思ってるんですよ。でもロマンはスパイスなんですよね。主食じゃないんだよなー(小谷翼)

次は美怜の番。
その人は優しくていつもデレデレしてくれたのに近づいたら急に距離を置いてきたと話し始めます。
普段モテない人って妄想。妄想が実体化した途端逃げると翼と早良は同調します。
厳しい顔で鹿太郎は「その人はロマンチストなだけでは?」と擁護した途端、翼に思いっきりけなされます。

そういう人って結局人のことをただめんどくさがってるだけなんだなぁって。その人が優しいのは優しくしておけばめんどくさくないからなんだよ(三ツ屋早良)

ちょっと余裕があって一緒にいて楽な人。
人間関係はサービスでしかないから。
話しやすいところにボール返してるだけの人。
謝っとけば話打ち切れると思ってる。
とこちらもめった打ちです。
でもそれが心地いいと思っていたんじゃないのかなぁ。
人間なんて好感を持っていたら短所も長所に思えるものです。
受け取り側の気持ちひとつだと思うのですが、もう終了の鐘が近づいているのですね。

言えたことですよ。言えたことだけが気持ちなんですよ(小谷翼)

これに関してはもう三人とも何も言えません。。。

どこを好きだったか教えるときは、もうその恋を片付けるって決めた時だよ(三ツ屋早良)

相手とちゃんと向き合うことを決めた夜。
しかし女性たちは示し合わせたかのように相手との終わりを考えていました。
鹿太郎は色っぽい、慎森は笑顔が素敵だと言った後
美怜は最後の写真を撮ってもらい、翼は”最高のいってらっしゃい”を言ってもらい
それぞれの元から去っていきます。
早良だけは八作を掻き回すのかと思っていたのですが、最終的に自ら幕を下ろしました。

ひとりで死んじゃったよ。ひとりで死なせちゃったよ。

抜けてしまったパーカーの紐、かごめとの約束だった事柄をきちんとやってあげたいととわ子は思ったのでしょう。
八作が買ってきたストローとホチキスを使い、かごめのパーカーを元通りに直してあげました。

何の前触れもなく、かごめは突然この世を去りました。
1人の部屋でたったひとりで。静かに。
とわ子は直したかごめのパーカーの紐を整えながら淡々と八作に話します。
何も言わずにとわ子の手を止め握る八作。
辛すぎる事実に向き合うときってこんな感じなのかもしれません。

■かごめの最後の日をかごめらしく見送るために
かごめが好きな色の花を飾り、かごめが好きな音楽を流してあげようととわ子は尽力します。
葬儀の後、とわ子は会社に戻り仕事を終え
かごめの自宅へ向かいます。
とわ子は何も話しません。
言葉にしない、とわ子の横顔・後ろ姿だけでとわ子の気持ちが痛いほどわかる、言葉のいらない名シーンだと思います。

7話の名言&解説

7話は『こぼれる』がキーワード。
『こぼれる』ものに着目して振り返るのも深いです。

勘違いしないで。ママがちゃんと育ててくれたから私は自立しようと思ったんだよ(大豆田唄)

かごめがいなくなってから1年が経ち、とわ子の娘:唄は高校進学とともにおじいちゃんの家に居候します。
寂しいとわ子は難癖つけて唄を引き留めようとするのですが唄の気持ちを考えると「寂しい」とは言えません。
そんなとわ子をハグしながら唄が言った言葉です。
唄はとわ子の良き理解者、でもあるのです。

でも娘に「また遊びに来るから」と言われるとここは帰る場所じゃないのかってちょっと寂しくなりますよね。

クロワッサンって食べかすをこぼせばこぼすほど運気が逃げるらしいですよ(城久間悠介)

オーナーの息子:城久間悠介から父親が会社の株をマディソンパートナーズに売ろうとしていると伝えられたとわ子。
そしてボロボロ食べかすをこぼすと運気が逃げると言われては気になって口に運べません。

”パリパリなほど美味しいクロワッサンをこぼさず食べる”
くだらないジンクスだって頭ではわかっても今は少しでもマイナス要素から避けていたい、そんなとわ子の気持ちわかります。

まぁそうじゃなかった時もあれはあれでね。うるさくてめんどくさかったけど、あれはあれでね(中村慎森)

1人が好きだと言う慎森。
騒がしいのは嫌いだし自分のペースで生活したいけど、決してその生活が嫌で逃げ出したわけじゃない。
とわ子とやり直したい気持ちがいつも慎森の心の中にあるのでしょう。
心の声、こぼれちゃいましたね。

利益を得ることは大事だよ。だけど一番じゃない。一番大事なのはそこで働いている人だから(中村慎森)

マディソンパートナーズの意見に反論した六坊さんを擁護しとわ子が称えたことで社員は一致団結、結束します。
ですが社長としてはどうだったのか慎森の意見を聞きたかったのでしょう。
いつもの調子で批判されると思った慎森の言葉はとわ子を容認するものでした。
慎森の言葉だから信用できる。
慎森はとわ子と生活を共にはできないけど仕事では欠かせないパートナーであることは間違いありません。

自分らしくて好きな人に好きって言えないなら自分らしくなくても好きな人に好きって言いたい。そうやって続けいけばそれも僕らしくなってくと思うし(中村慎森)

なにかと理屈っぽく嫌みに話してしまう傾向にある慎森が
正直に気持ちを人に伝えられるようになってきた。
それはとわ子の影響でもあるし慎森の前から消えていった小谷翼の影響もあると思います。

もう慣れたかなぁって思った時にまた来るよ。自分史上最高のカレーができた時とかさ、そういう時にどーんて来る。(田中八作)

唄がいない生活を素直に話せるのはやはり父親である八作です。
とわ子が1人暮らしを楽しんでいるように思えても
1人の寂しさや喜びを共感する相手がいない虚しさをわかっているのも八作です。
その寂しさを教えたのはとわ子。
そして唄がいないだけでなくかごめがいない気持ちを共有できるのは八作だけなのです。

あのハンカチどこにいっちゃったんだろう。あのハンカチは今頃一人で寂しくないのかな。同じなんです、あいつどこにいるんだろう。どこに行ったんだろう。1人でどこ行っちゃったんだろう。その時何思ってたかな?自分で気づいてたのかな?(大豆田とわ子)

偶然同じバスに乗り合わせたラジオ体操で謎の数式を解く男にとわ子はかごめの事を話します。

とわ子の心からこぼれてしまった好きな人の話。
突然いなくなってしまったかごめの事を幼稚園の時のマジックショーの時の感覚と同じだと話すとわ子。
突然いなくなった現実は消えたという表現に近いものがあると思います。
八作にも鹿太郎にも慎森にも唄にも話せなかったかごめの話をあまりよく知らない相手だからこそ素直に言葉にできた。

ずっと自分の傍にいた大切な人、一時も忘れないと思っているのにふと罪悪感に駆られる時がある
またひとりにさせちゃった。。
ずっと心に蓋してきた孤独感を口にした途端こぼれ出てしまいます。

過去とか未来とか現在ってどっかの誰かが勝手に決めたことだと思うんです。時間って別に過ぎていくものじゃなくて場所っていうか別のところにあるものだと思うんです。人間は現在だけを生きてるんじゃない。(小鳥遊大史)

人生って小説や映画じゃないもん。幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。あるのはその人がどういう人だったかってことだけです(小鳥遊大史)

人生には2つルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きている人は幸せを目指さなければならない。人は時々寂しくなるけど人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる(小鳥遊大史)

名言であり、名シーンでもありました。
小鳥遊は数学が好きだから感情ではなく理論でとわ子に説明した。
だからとわ子にはすんなりと染み入ったのでしょう。

人は生まれる前から人生があり
亡くなってからも誰かの心の中で生き続ける。
突然亡くなったことを「可愛そう」「残念」「まだやり残したことがあっただろうに」とほとんどの人は言います。
「なぜ?」「なにがあったの?」と。
そういって残された人同士がお互いを慰めあい心を癒しあって
辛い気持ちを昇華していくのでしょう。
でも、感情を覆えないくらいの濃すぎる毎日がかごめととわ子にはあったのです。

かごめはとわ子のことを”家族”と言った。自分の父であり母だと。
本当の家族の中では埋められないものを、かごめはとわ子と過ごしてきました。
意図していたかどうかは別として。

小鳥遊の言うように同じ時間を過ごしてきた二人なら、これからもきっと同じ時間を過ごすことができる。
家の中にも家の外にもかごめがいる。
あの横断歩道にもあの商店街にも、きっとかごめは存在してる。

とわ子が毎日を楽しく過ごすことが何よりも大切なことだと
小鳥遊が定義付けしてくれた。
爽やかな風とともに。

昨日お会いしたのはビジネスじゃないですか。これはプライベートでしょ?(小鳥遊大史)

とわ子と数学の話をし、かごめの話をしたラジオ体操の男はしろくまハウジングを買収したマディソンパートナーズの本部長:小鳥遊でした。
小鳥遊はとわ子にパワハラの告発文を読み上げ、社長の解任を要求します。

そんな小鳥遊は朝のラジオ体操の後、とわ子に話しかけてきます。
小鳥遊に対して警戒心を持ったとわ子は恐る恐る
「私昨日あなたにそっくりな人と自分の会社でお会いしたのですが」と聞いてみます。
「ええ、僕です」と悪びれる様子もなく淡々と答える小鳥遊。

ビジネスとプライベートの境目のなかったブイゲートの門谷社長。
ビジネスとプライベートは別だという小鳥遊大史。

人間って難しい。。。。笑

大豆田とわ子と三人の元夫の名言に関する筆者感想

『大豆田とわ子と三人の元夫』を今期のドラマのイチオシとしている私自身が感じる
このドラマの名言とその感想について語らせてもらいます。

「網戸が外れる」

普通に考えて網戸が外れる状態を好きな人はいません。
ベランダに出るたび網戸が引っかかったり外れてしまうと
開け閉めが不便というだけだなく
外れてしまうと軽いのに大きくてただただ邪魔な存在となります。
外れ防止のビスを調節しないと、結局はまた外れてしまう網戸を
素人の女の人が簡単にできることではありません。

結婚していたら夫がするであろうことも離婚したら全て自分でやらなくてはならない。
簡単そうに思えるのに自分では全然わからない・できないことの象徴として”外れる網戸”があるのです。

元夫が三人集まって急遽始まった”元夫会議”に業を煮やした大豆田とわ子は
隠れていたシンク下から現れ突然網戸の話を始めます。

「網戸がね、外れるんです。外れるんですよ。
外れる度にあ~誰か助けてくれないかなぁとは思う。
よし、またもう一回恋しよう。次こそは一生一緒にいられる人見つかるかな。網戸外れる度にそう思います。
4回目の結婚あるかなって思います。
だけどそれはあなたたちじゃありません。
これから出会う誰かに網戸直してもらいますから。
私、幸せになること諦めませんので。
心配ご無用、案ずるなかれ、お構いなく」

カッコ良く、未練がましい夫たちにタンカを切ってとわ子は八作の部屋を出ていくですが、足の小指をぶつけてしまいうずくまります。
こういうところが男らしいのに可愛らしい、しっかりしてそうで何にもできなさそうで
なんだか気になる人、それが大豆田とわ子なのです。

とわ子は網戸を直してくれる夫が欲しいわけではありません。
日常にあるほんの些細なことを何気なくさりげなくクリアしてくれる人がいることを、そんなことがあることを
”幸せ”の象徴としているのだと
何度もドラマを見返してはじわじわと感じています。

「戦争より嫌い」

第2話でとわ子と慎森がしんみりしているところを買い物から戻ってきた娘の唄に見られて
慎森ととわ子は互いのことが大嫌いだというたとえをいくつも連呼して唄の誤解を晴らそうとします。

「○○より嫌い」
「犬派ですか?猫派ですかって聞かれるくらい嫌い!」
「紙で手がピッって切れるより嫌い!」
そのなかの一番最後にとわ子が叫びます。
「戦争より嫌い!!」と。

そのやりとりよりも前にとわ子は同じ言葉を言っています。
朝、洗濯物を干そうとしてベランダに出るがまたも外れる網戸。
イラつくとわ子は言います。
「ホントやだ!網戸! 戦争より嫌い!」

娘の唄は「ねぇ本当に戦争より嫌いなの?」ととわ子に言い
ナレーションの伊藤沙莉さんも「さすがに戦争より嫌いってことはない」ととわ子の心の声を入れています。

どんな状況だって「戦争よりはまし」と思えることなんてありません。
これ以上ないほど、この世で最大級の嫌な出来事、
それが「戦争」だって誰もがわかっています。

それと比べるレベルぐらいその出来事が嫌いだっていう言葉の意味が「戦争より嫌い」なのでしょう。
ものの例えとしてでも「戦争」などというパワフルな言葉をチョイスすべきではないと嫌悪感を抱く人も多く
この「戦争より嫌い」はネットで論争にもなりました。

単純に言葉として「戦争より嫌い」はインパクトがありすぎです。
でも台詞として選んだ。
「戦争より嫌い!(いや戦争の方が嫌いに決まってるけど戦争と比べるくらい慎森のことは嫌いなの!)」
ととわ子は思って叫んでいます。
そのぐらい「戦争」は嫌いなのです。

言葉って難しいよね。伝え方、読み取り方でどんな風にも解釈できる。言葉は表裏一体。言葉の裏側までわかってあげられる人になりたいような、めんどくさいような。。。

大豆田とわ子と三人の元夫の名言への反応まとめ

大豆田とわ子には心にスッと入ってくる名言が(迷言も)たくさんあるのだよ
会話のやり取りで名言連発、坂元裕二さんの脚本が本当に素晴らしい
会話のやり取りで名言連発、坂元裕二さんの脚本が本当に素晴らしい
『別れたけどさ、今でも一緒に生きてると思ってるよ』って名言だな。大豆田とわ子2話もよかった。岡田将生役柄にぴったりすぎるんだよな。今回もじわるポイントがめちゃ多かった。
大豆田とわ子第二話たまんないなぁ。清少納言とステーションワゴン。性格の悪い友達とは別れられるけど、性格の悪い自分とは別れられない。名言多すぎてムリ。
大豆田とわ子は角ちゃんが特に素晴らしい。但し、CM前に名言みたく両端テロップでネタバレするのは今すぐやめるべき。

出典:twitter

まとめ

大豆田とわ子と三人の元夫の名言集!何度でも聞きたい
について調べたことをまとめてみました。

  • 『大豆田とわ子と三人の元夫』は互いの会話が入り乱れて進むドラマ。
  • 脚本は坂元裕二さん。『カルテット』でも多くの名言を残している。
  • 『大豆田とわ子と三人の元夫』でも多くの名言がいろんな登場人物の言葉として出ている。単純な言葉遊びだけでなく言葉の持つ深い意味に何度でも聞きたい、言いたくなる名言だと評価が高い
  • 個人的にはとわ子の親友かごめが話す言葉が深いなぁ
    まだまだ飛び出す名言に注目!!

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    大豆田とわ子と三人の元夫のナレーションは誰?なぜ本人じゃないの?うるさいのが心地いい!

    -2021-04月期ドラマ, 大豆田とわ子と三人の元夫

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